初診日を決めるのも大変だった
初診の3カ月前のこと。
卵子提供を決め、さあ初診に行くぞ!と意気込んだものの多忙な夫の休みが全く取れない…^^;
それで少し先になるけど長めの休みがとれるお盆の頃、初診日の希望を出したのです。
しかし、台湾のクリニックから「既に予約が埋まっています」との返信。
金土日月火以外でとってくださいって・・・( ̄▽ ̄)え?逆に言えば水木しか空いてないというの?
3か月も先なのに?(焦る)
説明会後間もない頃だったので、私たちと同じようにお盆に集中して予約を取る人がたまたま多かったのかもしれません。
結局、夫にお盆休みを後ろにずらしてもらって取ることができました。
コウノトリクリニックは日曜は休みらしい♪
そうなの?(HPに記載ないけどな?)
じゃあ移植する日程は気をつけないと
指定の4日滞在じゃなくて5日に伸びちゃうかもね~
問診前のあれこれ
ありがたいことに初診日の朝、ホテルからクリニックまで送迎サービスがありました。
右も左もわからない土地でストレスなしでの移動は本当にうれしい♡(^^)
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都内のオフィスビルのエリアのような所にクリニックはあります。
私服の警備員なのかドアマンかわからないけど男性が入り口に立っていてなんか緊張~。
エントランスは高級感あるし、一流のクリニックって感じです。
9:00 まずは1階の受付でパスポートと保険証を出して、しばらく待ち。
少しして通訳の女性が案内してくれます。(台湾人の方でした)
まずやったことは体重計で体重を測り、身長は自己申告。
服を着たまま測ったからいつもの体重より重く記録されたよ~(涙)
1キロくらいオマケで差し引いてほしかったな~
2階に移動すると、そこはまた待合エリア。
クリニック内はみんなマスクしていたし待ち時間も長い。日本と同じだね。
内装や展示品がアートでおしゃれ☆日本人作家のもの多い。
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奥の個室のブースに案内されると早速同意書にサインをするように言われました。
渡された紙にすぐサインしたのだけどそれは間違いで
クリニックのアプリ内の同意書に指文字でサインするようにとのこと。
個人の進行情報とか検査結果、支払い金額とか今後すべてアプリ管理されていくらしい。
同意書の種類と枚数多くて
夫婦でスマホでサインやチェックするの大変だったよ~
渡航前にメールで指示された同意書に
目を通しておくと少しは早く済むかもね♪
先生との問診までの待ち時間が長くて2時間くらい待った感じ。
夫はこの間に精子の採取へ連れていかれました。(日本のAVだったと驚いていたw)
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フリードリンクとお菓子が豊富にあったのでうれしかったです。
夏は冷房きいてるから羽織りものは絶対持っていくといいよ~
つるちゃんはサンダルに涼しい格好してたもんね♪
体を冷やさないようにしないとね!
海外からは1日3組と聞いたけど日本人らしき人は他に見なかったな~
問診
ついに問診に呼ばれました。
女医さんの部屋へ案内されると、話を通訳さんが訳して説明してくれます。
内容は、説明会で書いた問診票の確認と今後の治療のこととかそんな話。
なんと1回目の移植で成功率50%(60%?)で
だめだったとしても1回目で判明した原因に対処した治療(投薬?)をして2回目移植して
2回目の成功率90%!
胚盤胞を無駄にしないために1回目は受精卵は1つ移植。
2回目は2つも可能とのこと。
1回目は50~60%って聞いて低いと感じたけど、40代の不妊治療だと数パーセントしか妊娠できないことを考えると高いよね~
2回目は驚異の90%♪
希望が持てるね!
特に質問も用意してなかった私たちの問診は5分くらい(体感覚で)で終わってしまって
後は通訳さんと問診票の記入間違い(^^;の訂正をしたり質問をしたり。
検査
その後再び1階の受付へ移動。
日本で済ませられなかった基本検査の血液検査をしました。
卵管造影とかやってない人はこのタイミングにやるのかも。
夫は血液型検査で1本のみで終わりました。
↑写真見たら10本採血されてたみたい( ̄▽ ̄)ガンバッタ。。。。
そういえば、日本の病院でこの検査受けようとして血液検査のリスト(10項目くらいある)を先生に見せて「ここで検査できますか?」と聞いたのよ。
そしたら「これ不育症の検査でしょ?一日で結果出るからそのクリニック(コウノトリ)でやればいいんじゃない?」ですと。強気でお願いできなかったので結局台湾でやることに・・・。
しかし不育症の検査?知らないうちにそんな検査まですることになっていたとは。。。
本当に徹底的にやるクリニックです(^^;
この血液検査、結果によって薬の量(費用)が変わってくるようなので実は要注意検査です!
私はこの日に備えて断食して血液や体調を整えたり、クエン酸やDHA・EPAのオメガ3のサプリ飲んで血液サラサラ(血栓予防)に努めていたからか一応問題なしでした。
お会計
ドキドキのお会計は3,509米ドル(約51万円)。
3,800ドル持っていったので多めに全部払っておきました。
というのも今後あと2回支払いがあるので(ドナーさん決定時に海外送金、移植時に現地で米ドル現金払い)それに充ててくれるらしいのです。
支払いってストレス~(いろんな意味で)1回で済ませたいよ~
ランチ
13:00頃 ホテルのような素敵なエレベーターホールを通って5階?へ移動して食事のテーブルに案内されました。
てっきりお弁当とかテイクアウト食が準備されているかと思っていたのに
フォークとナイフがセットされた席でスープからデザートまで出てきました。
ここはセレブのクリニックや( ̄▽ ̄)
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このタイミングで通訳さんから移植前の薬を渡されました。
薬の説明はなかったけど、紙が入っていたのでそれを見ればなんとかなりそうな感じ。
ランチが済んだらクリニックでの手続きはすべて終わりです。
役場で同意書の公証認証を受ける
14:00 公証役場へ向かい、卵子提供の同意書の公証認証を受けるためにタクシーで移動。
別の通訳さんが同行してくれました。
書類にサインして卵子提供の同意書の認定証?の控えを冊子でもらって終了です。
この時の通訳さんもとても親切な方で
私たちの個人的な両替のための銀行と、ヨーヨーカード購入のためのコンビニとに同行してくれたのでした。
ホテルがまあまあ近いエリアだったのでここでお別れ。
15時くらいには終わるのでちょっとした観光はこの後できますよ。